シャンプーを替える理由

なぜシャンプーを替えなければダメのか

髪を洗う目的のシャンプーではダメ

シャンプー

40年ほど前(母親の時代)、 いまより格段に粗末なシャンプーでしたが、女性の薄毛・細毛はほとんどいませんでした。

現代のシャンプーは、顔と頭皮はおなじ皮膚なのに、洗顔剤の成分とシャンプーの成分の品質や処方構成は大きく違い、シャンプーのほとんどは頭皮のことを考えていない処方になっていることが多い。

つまり多くのシャンプーは「頭皮の育毛環境」にあたえる影響などはほとんど考えられていません。
シャンプー後の感触優先で「薄毛・細毛の心配のない人たち」に使ってもらうシャンプーとして販売されており、薄毛・細毛が不安な人向きではありません。

この「目的別にシャンプーを選ぶ」ということを明確にして、じぶんが必要としているシャンプー選びをして欲しい。


汚れは落とすがうるおいは残すシャンプーが必要

シャンプー

皮膚の表層の角質は皮脂や細胞間脂質で護られており、それが外部からの刺激を防御する機能を果たしています。

その他に皮膚はいくつもの防御機能がありますが、体質的にこの防御機能が弱い人がいらっしゃいます。それがアトピーやぜんそく、鼻炎などのアレルギー体質の人たちだ。

つまり同じシャンプーを使ってもシャンプーの界面活性剤が皮下へ浸透しやすい人と、防御されてそれほど影響のない人がいるのです。

だから汚れだけでなくうるおいまで取り去ってしまう洗浄力・脱脂力の強いシャンプーを使うことで薄毛・細毛の危険性が高くなります。

育毛に使われている多くのシャンプーは皮脂などをよく落とす洗浄力の強いシャンプー。
うるおいの成分が取り去られ防御機能が低下して「薄毛・細毛を改善するはずなのに、薄毛・細毛が進行していく」ケースが多くなっています。

とくにテレビでさかんにCMが流れている薄毛・細毛向けのシャンプーは、男性でも髪がカサカサになるくらい脱脂力が強く、症状を悪化させて相談に来る人が多い。女性用もおなじです。


毛根までシャンプーが浸透 薄毛・細毛、抜け毛の原因に

毛根

界面活性剤は浸透作用があるため、頭皮の育毛環境を配慮していないシャンプーは、毛根部位まで浸透し、細胞分裂を低下させ毛を細くしていき、髪の寿命も短くなっていきます。

そこに頭皮用(育毛)シャンプーとの大きな違いがあります。

とくに防御機能が弱い体質や弱い状態の頭皮には、ダメージが強くなるので、やはりシャンプーを頭皮用(育毛)シャンプーに替えることをおすすめします。

界面活性剤の浸透は「洗い方」によっても大きくダメージを受けるので、洗い方を正しくマスターすることをおすすめします。
当店では実際に体験してもらい、アドバイスを加えて家庭でのシャンプー法を改善してもらっています。


いちど頭皮をリセットして

頭皮洗浄の廃液

薄毛・細毛を改善したいなら、シャンプーを頭皮用に替える前に、まず頭皮をリセットしてからにしたい。

頭皮や毛穴の内部、髪の内部にシャンプーなどの残留物、老廃物が残っているのにシャンプーを替えても効果は現れにくいのです。

まず親水性の高い毛髪活性水で頭皮と髪の中から残留物や老廃物を取り除き、頭皮の環境をよくしてから頭皮用シャンプーに切り替えましょう。

そして月に1回くらいのペースで「活性水による頭皮洗浄」をすることで、頭皮回復は早く薄毛・細毛の回復も早まる。


界面活性剤をカットした育毛環境

シャンプー

シャンプーなど界面活性剤がひつような商品は「細胞にやさしく、浸透させない処方」のシャンプーを「できるだけすくなく使う」ことで界面活性剤のダメージを防ぎます。

リンスやトリートメントは使わないか、育毛環境を悪化させない処方の商品に切り替える、頭皮の育毛環境を悪化させない使い方をするなど。

スタイリング剤も界面活性剤が多く含まれているので、使わないか、界面活性剤を含まない商品にすることをおすすめします。

その他、カラーやパーマの薬液に含まれている界面活性剤もダメージが強いので、RSTカラーシステムなどのカラーに切り替えることが望ましい。


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